相次ぐ被害!!いかさまトランプ詐欺の手口とは?
過去にも何度となく「セブトリップマガジン」にも掲載しておりますが、「いかさまトランプ」の被害が止まりません。
本当に騙される人いるの????・・・と思う方もいらっしゃるとおもいますが、実際に事件に巻き込まれ被害にあう日本人が後を絶ちません。
被害報告事例をもとに犯行の手口を4コマで簡単にまとめました。
❶ショッピングモールでAさん(日本人留学生)はフィリピン人に「日本にいる身内に手紙を書きたいから書き方を教えて欲しい。」と声をかけられ承諾。
❷「自宅で食事をしながら」という話になり、タクシーでフィリピン人の家に到着。
❸楽しい食事の後、ディーラー役から「ゲームのルールを教えてあげる」「ディーラーは勝ち負けをコントロール出来る」と説明を受け、そこに富豪役の友人が現れる。
Aさんは、ディーラー役から100ドルを渡され「君はお金を使う必要がないし、絶対に勝つようにコントロールするから大丈夫。この100ドルを使って。」と言われゲームがスタート。ゲームが始まるとAさんは勝ち続けました。
❹すると富豪役が大金を賭け始め、ディーラー役から「同じ金額をかけないと今まで勝った分を全部回収されてしまう。必ず勝つから心配しないで。」と言われ、「負けるはずがない」と思ったAさんは持っていたスマートフォンや現金をすべて賭けました。すると結果的には負けてしまいかなりの金額を請求されてしまいました。
最初は勝たせる状況を演出し、後からかなり高額な金額で負けさせる手口。
被害額は10~100万円に達する事もあります。
その他の被害では同じ学校内でのお金の貸し借りによるトラブルも報告されています。
このようなゲームや詐欺には巻き込まれないように注意して下さい。
被害後、訴えを起こすと膨大な時間とお金がかかる事もあります。又、犯人が捕まっても取られた物が戻らない事も。詐欺事件には巻き込まれないよう注意して下さい。
情報提供:セブ留学生活安全対策会