セブ島で日本の運転免許証からフィリピンで有効な運転免許証を取得する方法
最新情報は最寄りのLTO事務所へお問合せください。
セブ島で生活していると「車やバイクを運転したい。」と思う時があるのではないでしょうか?今回はそんな方々に向け、セブ島で日本の運転免許証をフィリピンの運転免許証に書き替える方法を紹介します!必要書類から実際の手続き、かかった費用総額を全て紹介していきます。尚、これらの情報は2022年9月現在の情報となります。
申請手順と必要書類
申請の手順と必要書類を順に記載します。情報は予告なく変更される場合がありますので、最新情報は各機関に直接お問い合わせください。
①運転免許証の翻訳証明の取得
まず、アヤラセンター近くのセブ領事館にて日本の運転免許証の英訳を依頼します。申請から2〜3日営業日以降に取得できます。持っていくものは「日本の運転免許証とパスポート(いずれも有効期限内のもの)」です。申請手数料は950ペソで、受領時に支払います。
在セブ日本国総領事館事務所
住所:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City
地図 https://www.cebu.ph.emb-japan.go.jp/cebusouryoujikan-map.pdf
開館時間:月曜日から金曜日(08:00~12:30/13:30~17:15)
領事窓口受付時間:月曜日から金曜日(08:40~12:30/14:00~16:30)
※領事館は日本の祝日は対応していないので気をつけましょう。
②LTO(Land Transportation Office)で免許書き替えの手続き
翻訳証明書を領事館で取得後、LTOにて免許書き替えの手続きをします。これらが申請に必要な書類となります。
運転免許証書き替え申請書(LTOにてスタッフから取得)
有効なパスポートの「写真ページ」と「フィリピン入国日のスタンプが明記されたページ」のコピー
メディカル検査のコピー(LTOに併設されている検査場にて取得)
英訳された日本の運転免許証のコピー(①にて取得したもの)
※AEPやACRを持っている方は、それらのコピーも提示するとより円滑に手続きが進むかと思います。
※免許書き替え申請の際に有効期限が1年以上あるビザを持っている必要があります。
※17歳以上が免許書き替え申請可能年齢となります。
③LTOでの免許書き替え申請手続き
次に、LTOでの実際の手続きについて説明します。今回はマンダウエにある「J Centre Mall(Jセンターモール)」のLTOで書き替え手続きを行いました。実際の申請の流れを説明していきます。
J Centre MallのLTOは土曜日も営業しており、土曜日でも書き替え手続きが可能です。営業開始時間は午前8時からですが、午前7時前の時点で既に数組が並んでいました。更新手続きを1日で済ませたい方は、遅くとも午前中にはLTOに行くようにしましょう。午後だと当日中に手続きが終わらない可能性があります。※朝早く行っても、その日の込み具合で当日に手続きが完了しない可能性もあります。
午前8時になったので早速LTOに向かいます。LTOは3階の「フードコート(Food Central)」の奥にあります。
こちらがLTO入口となります。まずはこちらで「運転免許証書き替え申請書」をLTOのスタッフから受け取ります。
次に「メディカル検査」を受けます。LTOオフィスを一度出てFood Centralに戻り、こちらの階段を登ります。
こちらがメディカル検査の場所となります。検査内容は名前や血液型、目の色や視力について聞かれた程度でした。メディカル検査にかかった費用は「400ペソ」でした。
もし必要書類のコピーを忘れたら「Food Center入り口」、エレベーターの真横にあるプリンター、または2階の「Dot Net」というお店でプリントすることが可能です。(白黒印刷1枚4ペソ、カラー印刷1枚24ペソ)
必要書類が全て揃ったらLTOオフィスに戻り、こちらの「窓口(PACD)」にて申請書類を提出します。
書類の提出が完了後、申請費用の支払いを行います。LTOオフィスの中で順番が呼ばれるまで待ちます。申請にかかる費用は「1,285ペソ」です。
最後に外で実技試験です。試験はJ Centre Mallから徒歩3分の一般道にて行われました。発信から駐車まで一通り行う基本的な試験です。バイクの試験はヘルメットをしっかり被ることやミラー位置の固定などを確認します。自動車の試験は隣に試験官の指示に従いながら直進や右折、駐車を行います。実技試験(自動車とバイク)の費用は「800ペソ」でした。
実技試験が完了後、再度LTOオフィスに戻り運転免許証の発行を待ちます。発行が完了したら、免許証カバー(50ペソ)とともに免許証を受領します。以上で全ての手続きは完了となります。
また、LTOでの申請に関する所要時間は合計で約6時間(8時〜14時)となりました。 ※所要時間はその日の込み具合によりかなり前後します。
免許書き換えにかかった総費用
合計で3,513ペソとなりました。内訳は以下となります。
免許証英訳証明書:950ペソ
メディカル検査:400ペソ
書き替え申請料:1,285ペソ
実技試験:800ペソ
免許証カバー:50ペソ
コピー代:24ペソ(カラーコピー)・4ペソ(白黒コピー)
今回は、セブ島で日本の運転免許証をフィリピンの免許証に書き替える方法について紹介しました。ぜひ参考にしてみてください!