セブ島内でRT-PCR検査はどこで受ける?検査に必要なものは?
フィリピンから日本への帰国の際や、一部のフィリピン国内旅行ではまだRT-PCRテストの陰性証明書が必要なケースもございます。どこで受けられるの?何が必要なの?など不安になる方もいらっしゃると思いますので、セブ島でRT-PCRテストを受ける方法とわざわざ病院に行かなくても検査ができるホームサービスの二つ方法及びその流れをご紹介します。またこれからご紹介する病院では、陰性証明書の日本語化にも対応しているので、日本へ帰国される方もご利用できます。
NEW 2023年現在は、需要が減ったためレッドクロスでのRCR検査は行われていません。
必要な方は下記医療機関をご利用ください。
- Cebu Doctors University Hospital MAP
検査費用:
3,360ペソ(結果までの時間36時間~48時間)
4,840ペソ(結果までの時間12時間)
- Chong Hua Hospital MAP
検査費用:
3,360ペソ(結果までの時間24時間~48時間)
4,921ペソ(結果までの時間6~8時間)
証明書発行費用別途:214ペソ(日本語翻訳込み)
- University of Cebu Medical Center(UCMed)MAP
出張サービス有 要予約
検査費用:
3,360ペソ(結果までの時間24時間~48時間)日本語翻訳込み
※フィリピンエアーラインご利用者の方
3,100ペソ(結果までの時間が18時間~24時間以内)
- Allegiant Regional Care Hospital (ARC)MAP
検査費用:
3,360ペソ(結果までの時間24時間以内)日本語翻訳込み
例えば、セブ島からボホール島へ入島する際、下記の条件を満たしている方はボホール島への入島が可能!
セブ島からフェリーで2時間でいける隣の島、ボホール島。世界一小さなメガネザルのターシャや、チョコレートヒルズなどの自然溢れる観光地として人気の島のひとつ。2022年6月現在、ボホール島へ行くにはワクチン接種証明書の提示が必要で、ワクチン非接種の方はRT-PCRテストの陰性証明書が必要になります。また、ワクチン接種済みの保護者が同伴し、ボホール島に渡航する11歳以下の子どもは、RT-PCR検査を受ける必要はありません。
- ワクチン接種済みの方
政府発行の有効な身分証明書・ワクチン接種証明書
- ワクチン非接種および一部接種者
有効な身分証明書・72時間以内に行われたDOH公認の研究所でのRT-PCRテスト結果が陰性であること。
セブ島でPCRテストを受けるならRed Cross(赤十字)がおすすめ
セブ島でRT-PCRテストを実施している病院はいくつかありますが、Red Cross(赤十字)での検査がおすすめ!
通常はどこの検査機関も3500ペソ前後ですが、Redcrossでは1500ペソで検査が受けられるんです。
検索した中でRedcrossが一番安く検査を行なっている様です。
NEW 2023年現在は、需要が減ったためレッドクロスでのRCR検査は行われていません。
オススメポイント
・セブ島内に4ヶ所あり、滞在地域から近いところを選べる。
・ウェブから簡単に予約ができる。
・他と比べ価格が1,500 pesosと安い。
・結果はメールでPDFファイルを送付してくれるので、受け取りに行く必要がない。
・日本語化に無料で対応している。
日本語化にも無料で対応してくれるのはこれから日本へ帰国される方にとっても嬉しい点ですね。
しかし、注意点があります。
日本語版検査証明書が必要の方は事前に日本語様式の検査証明書を印刷し受検場へ持っていく必要があります。
日本様式の検査証明書のダウンロードはこちら
場所は?? セブ島内のRed Crossは下記4ヶ所
・SM City Cebu内のSM City Cebu Collection Site
MAP: https://g.page/sm-city-cebu
・今回ご紹介したPhilippine Red Cross, Cebu Chapter
MAP: https://goo.gl/maps/m4p8QXC5JB...
・Mandaue cityにあるCebu Molecular Laboratory Collection Site - Mandaue
MAP: https://goo.gl/maps/VoNemaDJxk...
・Bogo CityにあるPhilippine Red Cross - Northern Cebu Branch
MAP: https://goo.gl/maps/ywyWTQMj3F...
続いてウェブ予約の方法を見ていきましょう。
RedcrossでのRT-PCRテストの予約登録までの手順
RT-PCRテストの予約の前に、Redcrossに個人情報の登録が必要です。
一連の画像を添付しているので、焦らずゆっくり入力していきましょう。
https://shop.dashlabs.app/607a...
上記URLにアクセスし、検索欄にCebuと検索し、ご自身の滞在地区から近い検査場を選択します。
カートへ追加し、CONTINUEをクリックします。
No patientの横にある鉛筆マークをクリックします。
既に登録したことがある方は、再度登録する必要はありません。
Yesを選択し、登録情報を入力して購入と予約に進んでください。
未登録の方はNoにチェックを入れREGISTER NOWをクリックしてください。
Patient informationのページに飛びますので、ここから赤字のところを中心に個人情報を入力していきます。
ミドルネームを記入しないと進めないので、無い場合は”NA”と入力しましょう。
Patient vaccination recordは、SARS COV 2 ワクチンの初回接種を受けた方はチェックを入れ詳細情報を入力しましょう。
Patient employment informationは、雇用情報を入力します。
Patient profile photoは、本人の写真を添付しますが、今回は必要ありません。
Identity documentは、本人確認書類を添付します。
今回はパスポートを選択し、パスポートナンバーを記入しパスポートの写真を添付しました。
※Philhealth IDとPWD IDは飛ばして大丈夫です。
Current Addressは、宿泊先のホテルの名前と住所を記入します。
Permanent Addressは、本籍地を入力するのですが、日本を選ぶことができないのでSame as current addressにチェックを入れましょう。
Phone numberは、連絡先を入力し番号のタイプを選択します。※ハイフン(-)は入力しなくて大丈夫です。
Travel detailsとPatient close contacts、Patient SARS-COV 2 Exposure Historyは飛ばして大丈夫です。
この他にも受検者の症状や通院しているかの質問があるので、該当する方は回答してください。
必須項目全ての回答を終え、一番下のCreate invalid date を選択し、検査を受けたい日時を予約します。
※RT-PCRテストは結果がでるまで24〜48時間かかることを留意しながら日時予約をしてください。
支払い金額は1,500ペソです。
支払い方法はGcash・GrabPayで支払い可能です。(別途支払い手数料がかかります。)
支払いが完了すると、QRコードが表示されます。
また、入力したメールアドレス宛にも支払い証明書とQRコード付きのメールが届きます。
受診当日に必要なので大事に保管しておいてください。
これで予約は完了です。
RT-PCR検査当日の流れと注意事項
いよいよ検査当日です。検査に支障がでてしまうので、下記に注意してください。
・検査を受ける30分前から飲食、うがい、タバコやベープ禁止。
・唇に何か塗っている場合は取り除く。
病院に着きました。今回はこちらのRedcrossでPCR検査を受けます。Philippine Red Cross, Cebu Chapter
病院横にある検査場へ事前に受け取っていたQRコードと支払い証明書を見せます。
その後、パスポートやIDカードなど身分を証明できるものを提示します。
確認が済むといよいよPCR検査が始まります。
今回受けるのは唾液検査(Saliva)。
唾液を入れる容器をもらい半分ほど唾液をためます。
なかなか半分まで出すのが大変で、レモンや梅干しの画像を検索して唾液を出やすくしたりしました。
容器を提出すると、なんとこれで検査は終了。
唾液が出るまでにかかる時間によりますが、到着してからものの数分で終了しました。
あとは、検査結果がでるまで待つのみです。
今回は事前予約をしましたが、予約なしで直接検査場へ来てPCRテストを受けることも可能です。
その場合、現金で支払いが可能ですが、料金が1,700 pesosと値段が200 pesos高くなります。
なお、予約なしの場合もRedcrossへの個人情報登録は必要になるので、手間を考えると事前に登録し予約してから行くことをおすすめします。
日本語様式の検査証明書を希望する方は予め印刷した用紙を検査場へ提出しましょう。
日本語版の結果もメールで送られて来ますが用紙で受け取ることが出来ない点にご注意ください。
検査結果を受け取るまで
検査結果はメールで送られてくるので、再び病院に結果を取りに行く必要はありませんが、結果がでる24〜48時間までの間、ソワソワしてしまいますよね。そんな時、検査の進捗が確認できるメールがRedcrossから届きます。届いたメールのURLをクリックし、ローマ字で苗字と、メールに記載されていたトラッキングコードを入力すると、画像の様に検査の進捗を逐一確認することができ安心できます。検査進捗をこまめにチェックしていると14時間ほどで検査結果がでていました。検査結果が出る速さは混み具合によるものだと思います。
陰性証明書のPDFが添付されたメールが届きます。
これで無事にRT-PCRの陰性証明書を手に入れることができました。
病院へ行かず滞在先でPCRテストを受けられるサービス
今回利用したRedcrossでは直接病院へ行かなくても滞在先ホテルでPCR検査を受けられるホームサービスも実施しています。料金は1,900ペソ。
内訳:通常の検査料金(1,500ペソ)+ホームサービス料(400ペソ)
バイクタクシーで有名なAngkas(アンカス)ドライバーが、PCR検査キットを滞在先ホテルまで持って来てくれる便利なサービス!!
検査のやり方もドライバーが教えてくれるので安心です。
値段が上がりますが、ホテルから出ずに検査を行うことができるのは楽で最大のメリットですね。
※ただ滞在先のホテルにもCovid-19に対するガイドラインがありますので、予約前に一度ホテル側に確認してください。
筆者が泊まったホテルでは検査を受けることはできますが、結果が出るまでホテルから出ることができないガイドラインがありました。
また、このサービスを利用した上で日本語様式の陰性証明書を取得したい場合は、直接病院へ行く必要があります。その際、Angkasで検査を受けている旨を説明する必要があります。
なので、本サービスを利用をする際はご自身のスケジュールとホテルに確認を取った上で予約してください。
まとめ
今回は、セブ市内にあるRedcrossでRT-PCR検査を受けるまでの流れをご紹介しました。
個人情報の登録と予約さえできれば、後はスムーズに検査が済みました。
日本へ帰国する際に陰性証明書が必要な場合や、フィリピン国内旅行での陰性証明書が必要な方の役に立つと幸いです。