【セブ島】25歳若きスイマー「CLEEVAN ALEGRES」の挑戦!!

オープンウォータースイマー「Cleevan Alegres氏」の挑戦とその理由

フィリピン・セブ ＞ マクタン島ラプラプ市で生まれ育った、25歳の「Cleevan Alegres（クリーヴァン・アレグレス）氏」は2021年4月24日に水泳でマクタン島を一周することを計画しています。今年（2021年）は、マクタン島の戦いから500年の特別な年。彼は二年前の2019年にみんなが注目する記念すべき年にこの偉業を行うことを決意。

マクタン島を水泳で一周するには約42km、少なくとも18時間はかかると予想されています。水泳中は安全を確保するためにスタンドアップパドラーが同行。途中液体食品やプロテインバーを彼に与えます。

なぜ彼は過酷な挑戦をするのか？

長年クリーンアップ活動のボランティアを行う彼は、子供の頃から海のすぐそばに住んでいます。目の前の海は「今とはまったく異なる海だった」と言います。

セブ・マクタン島は観光客に人気のエリアで、観光客が多くなるにつれて海も汚れていったそうです。2020年3月、新型コロナウィルスの影響によるロックダウン後、人の出入りが制限されたことで「一時的に海はきれいになった」そうですが、最近またゴミが増えつつあるようです。

プライベートビーチはきれいに保たれているが、公共のパブリックビーチはペットボトルやビニールが波によって運ばれてきます。

彼はプラスチック廃棄物による海洋汚染問題をもっと多くの人に知ってもらうためにこの挑戦します。

そしてプラスチック廃棄物をリサイクルしてテーブルや椅子にする機械をラプラプ市に設置する事を望んでいます。将来的にはリサイクル機器を各バランガイに設置したいと彼はラプラプ市長にお願いしました。リサイクル機器の設置は人々の生計にも役立つと考えています。

ラプラプ市のAhong Chan市長は、この挑戦を全面的にサポートすることをCleevan Alegres氏に会って伝えました。

本番に向けて2度目のシミュレーション

初めは、2021年3月28日　Cleevan Alegres氏は「マクタンシュラインからアルテラを抜けマリバゴまで」の約13kmを泳ぎました。

マクタンシュラインを午後9時に出発し、午前3時にマリバゴに到着。約6時間を泳ぎ抜きました。彼はある程度の波の強さを予想していましたが、波は穏やかだったと語りました。

そして2021年4月4日、オランゴ島の一周に挑戦。

午後3時30分頃にオランゴ島のサンタローザ港を出発。日が暮れ、暗闇の中も泳ぎ続け翌朝（4月5日）の午前3時30分頃にスタートした地点に到着しました。

当日のイベントの模様を動画でチェック！

オランゴ島の一周では、スタンドアップパドラーの他、トライアスロンの選手など数名のスイマーも同行。距離にして約25kmを泳ぎ抜きました。

当日は波や潮の流れの影響でかなり厳しい状況にもかかわらず、彼自身の記録によると「25,420メートルの水泳を9時間59分48秒」でフィニッシュ。

「CLEEVAN ALEGRESの挑戦!!」Youtubeで観る。

インタビュー後には、水泳中にアンチョビが口の中に入ってきて「アンチョビを二匹食べた」と笑いながら答えてくれました。

2021年4月24日「マクタン島一周」に挑戦！

2021年は、1521年の「スペインのマゼラン軍」と「マクタン島のラプラプ軍」の戦いでラプラプ軍が勝利して500年になります。

500年を記念して、2021年4月27日にはマクタンシュラインで盛大なイベントが開催され、フィリピンの大統領「President Rodrigo Duterte（ロドリゴ・ドゥテルテ大統領）」も出席される予定。彼の挑戦の成功は、このイベントを更に一層盛り上げることになるでしょう。

ラプラプ市のAhong Chan市長は、セブアノのスイマーへの継続的な支援を表明し、彼の挑戦の成功を誰よりも望んでいます。

若きスイマー「Cleevan Alegres氏」を一緒に応援しよう！

「Cleevan Alegres氏」の環境汚染問題およびプラスチック廃棄物のリサイクルの為の活動に心から共感し、4月24日行われるチャレンジスイムを応援して下さるスポンサー企業を募っています。業種は問いません。興味がございましたらは下記の問合せフォームよりお問合せください。