セブ・マクタン島のパシフィックセブリゾートで開催されたクラッシックコンサート
2024年12月21日、セブ・マクタン島の「Pacific Cebu Resort」において、JAPAN FESTIVALの一環として、日本文化と音楽をテーマにしたクラシックコンサートが盛大に開催されました。本イベントは、昨年のマルコポーロホテルでの開催からさらにスケールアップし、日比両国の絆を象徴する特別な一日となりました。
著名な演奏家による感動のステージ
コンサートでは、クラシック音楽の分野で広く活躍する著名なヴァイオリニスト、千葉純子氏の魅惑的な演奏が披露されました。。千葉さんは、その並外れた才能と音楽教育への献身で名高いアーティストです。ジュリアード音楽院の卒業生であり、紀尾井ホール室内管弦楽団の著名なメンバーである千葉さんは、自身の芸術性だけでなく、家族の素晴らしい音楽的才能も脚光を浴び教育者としても知られる人物です。
また、千葉氏の才能あふれるご家族もステージに登場。
ステージには、第74回全日本学生音楽コンクール東京大会中学校の部で第1位を獲得した天才少女、娘の若生麻理奈さんと、現在東京藝術大学で腕を磨いている将来有望な若手コントラバス奏者の息子、若生賢斗さんも登場。そして熟練ピアニストの一宮明代さんが演奏を彩り、演奏家の卓越した技術と情熱的なパフォーマンスは、会場に集まった人々を魅了し終始温かい拍手と感動に包まれました。
来賓の特別参加
本コンサートには、Pacific Cebu Resortのオーナー「Mr. Felipe Cruz Jr.」氏により、在フィリピン日本国大使館「遠藤大使・大使夫人」、在セブ日本国総領事館「松尾総領事・総領事夫人」、マレーシア大使館「Abdul Malik Melvin Castelino大使」、フィリピン観光省中部ビサヤ局「Judy Dela Cruz Gabato局長」などの要人が招待され、音楽と文化を通じて日本とフィリピンの絆をさらに深める貴重な機会となり、両国間の友好関係を象徴するものとして注目を集めました。
音楽を通して恩返しをする
JAPAN FESTIVAL 2024は、音楽の素晴らしさを祝うだけでなく、フィリピンの恵まれない子供たちを支援するための心からの取り組みでもありました。コンサートの収益の一部は、セブン スピリッツ財団に寄付されます。これらの非営利団体は、音楽とスポーツを通じてフィリピンの若者に力を与え、彼らの才能を育み、協力と自己表現の精神を育んでいます。
その日の早い時間に、マスタークラスセッションがいくつか開催され、NPO法人「Seven Spirits Foundation」、南フィリピン大学財団、ストゥンガン小学校の生徒も参加し 70 人以上の子供たちが参加しました。これらのセッションは、上級者と初心者の両方を対象としており、ダブルバイオリンクラス、シングルバイオリンの上級セッション、2 人の生徒向けのコントラバス専門クラスがありました。千葉氏と他の熟練した指導者が主導するマスタークラスでは、実践的な指導と個別の指導が提供され、参加者は音楽スキルをさらに向上させるよう刺激を受けました。
午前中のイベントには、参加者のための楽しいクリスマス パーティーも含まれ、昼食、プレゼント、ゲームが用意され、若い音楽家たちにとってお祝いムードと育成の雰囲気が作られました。パーティーの後は、書道セッションで学生たちに日本の書道の芸術を紹介し、全員が温かく迎えた有意義な文化交流となりました。
これらの活動は、若者の間で学習、異文化理解、友情を育むというフェスティバルの取り組みを強調し、参加者とそのコミュニティに永続的な影響を残しました。
音楽とともに築く未来の友好
南国リゾートの美しい環境で開催されたこのクラシックコンサートは、参加者にとって日常を離れた癒しと感動の時間となりました。コンサート後には、出席者同士が交流を深める素晴らしいパーティーも行われ、友情や文化の交流がさらに促進されました。今回のイベントは、音楽の力を再確認させるとともに、国際的な友好関係の強化に寄与する重要な機会となりました。
パシフィック・セブ・リゾート・インテルのオーナーは、日本市場の強化を目指しており、コロナ禍や台風オデットの影響からの復興に力を入れています。そのため、日本から営業や運営の専門家を招き、最善を尽くしています。
「ジャパンフェスティバル クラッシックチャリティーコンサート」は引き続き、日比の友好関係を深めるさまざまなプログラムを展開していきます。
本イベントに関するお問い合わせは、主催者:BIZ-M ASIA「pcri-sales@bizm-asia.com」まで。