知っておきたいセブ島の基本情報!事前に知って、セブ島旅行を充実させよう!
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日本から直行便で約5時間のフィリピン・セブ島は、気軽に行ける海外リゾートとして、また語学留学や教育移住先としてコロナパンデミック前から大変人気があります。フィリピンは7107の島々からなり、最も大きい島は首都マニラがあるルソン島。セブ島はルソン島より南部に位置しボホール島やミンダナオ島、ネグロス島、レイテ島に囲まれた縦長い島。今回は、セブ島への渡航を検討されている方向けに、旅行前に知っておきたいセブ島の基本情報をまとめてみました!Wi-Fiの設定や、ドライヤーなどの電圧、通貨やベストシーズン、治安など、セブ島に関する基本情報を知り、安全で快適なセブ島旅行にしてくださいね☆
通貨・両替・クレジットカードについて
通貨
流通通貨:ペソ(P) 補助通貨:センタボ(C)
1ペソ=約2.6円(2023.10月現在)
1円=0.37ペソ(2023.10月現在)
※2010年以前の旧紙幣の使用は不可なので要注意
紙幣・硬貨の種類
紙幣:20ペソ,50ペソ,100ペソ,500ペソ,1000ペソ
硬貨:1,5,10ペソのほか、1,5,10,25センタボなどがある(センタボ硬貨の流通はごくわずか)
両替
空港、ショッピングモールの至るところに両替所がありますが、空港よりショッピングモールの両替所の方が高いレートで両替可能です。タクシーや小規模な店では、1000ペソ、500ペソなど高額紙幣で支払うと、お釣りがないと断られることもあるので、100ペソ、50ペソ札などの細かいお金を混ぜて両替してもらうと便利です。
クレジットカード
クレジットカードは国際的なホテルや大型ショッピングモールでは問題なく使用できますが、小規模店では断られることもあります。ATMキャッシングは一部を除き24時間利用できます。
Wi-Fi・通信環境について
Wi-Fi設定
空港や観光案内所、ホテル、ショッピングセンター、一部のカフェやレストランで無料Wi-Fiに接続できます。
常にWi-FiをONにしておきたい場合は、渡航前に海外用の持ち運びWi-Fiをレンタルしてくるのもおすすめです。
SIMカード
フィリピンでは、Globe社とSmart社が提供しているSIMカードが有名です。この2社の通信速度は安定しており、様々な料金プランが用意されているので、使用する通信量によって選択可能です。長期滞在する方、Grabの配車アプリなどを利用する方、SMS(テキスト送信サービス)を利用する方は、SIMカードを購入するのがおすすめです。また、SIMカードは、マクタン・セブ空港、ショッピングモールや市内のいろんな店舗にて販売されています。空港の店舗は深夜でも営業しているので、深夜着の飛行機で到着しても購入可能ですし、依頼すれば店員さんがSIMの入れ替えから設定まで行ってくれます。SIMカード購入する場合、SIMフリーのスマートフォン、パスポートが必要ですので、事前に準備をしておきましょう。
またDITOという新しい通信会社もありますが、場所によっては電波が入らないエリアもありますが、他社と比較すると1か月99ペソ(7GB/1か月)・199ペソ(16GB/1か月)という格安プランもあり!1か月以上滞在される方のは、場所によってはDITOがおすすめ。使用量や使用期間によって料金は異なりますので、自分にあったプランを選びましょう!
購入場所、キャリアによって若干値段が異なりますが、1か月未満の観光での滞在の場合は下記のようなプラン、おおよそ以下の通りです。
日数 | 価格 | データ数 |
---|---|---|
5日間 | 300ペソ(約717円) | 11-12GB |
7日間 | 500ペソ(約1,195円) | 17-20GB |
15日間 | 800ペソ(約1,912円) | 25-27GB |
30日間 | 1,000ペソ(約2,390円) | 33-46GB |
ちなみに、1か月滞在で在宅ワークなどの仕事で大量にデータを消費する場合は、マクタン・セブ空港でプロモーションがついて60GB、無制限の国内通話・SMS付きの30日のプラン(1000ペソ)がおすすめ。ただし街中でも電波が悪いところがあり 地図の読み込みや動画や画像の送受信には時間がかかることも多いです。LINEなどのテキストのやりとりはほとんど問題ありません。
スマホ設定
自分のスマホを持っていく場合は、「機内モード」をON,「モバイルデータ通信」と「データローミング」 をOFFに設定すれば回線との接続をシャットダウンできます。これらを忘れてしまうと、海外用の定額プランなどに加入していない場合、高額請求になることがあるので注意が必要です!
入国・出国に関すること
ビザ
日本人の場合、観光目的での滞在30日以内はビザが不要。
入国時にパスポート残存有効期限が原則としてフィリピン滞在日数以上あることと、出国用の航空券(eチケット)や乗船券などが必要ですので、チケット購入前に自身のパスポートの期限を確認しましょう。
入国条件(2022.8現在)
2023年最新版はこちら フィリピン、セブ島への入国最新ガイドライン2023 eTravel登録方法
ワクチン接種等の要件を満たす場合、商用・観光目的の査証免除による入国が認められています。ワクチン接種等の要件については、わかりやすく表にまとめてみましたので参考にしてください。
年齢 | ワクチン
接種回数 | 入国可否 | PCR検査 | ワクチン 証明書 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
18歳以上 | 未接種 | × | ー | ー | |
18歳以上 | 1回 | × | ー | ー | |
18歳以上 | 2回 | 〇 | 必要 | 必要 | |
18歳以上 | 3回以上 | 〇 | 不要 | 必要 | |
12〜17歳 | 未接種 | × | ー | ー | |
12〜17歳 | 1回 | × | ー | ー | |
12〜17歳 | 2回 | 〇 | 必要 | 必要 | |
12〜17歳 | 3回以上 | 〇 | 不要 | 必要 | |
12歳未満 | 接種の有無は 問われない | 〇 | 必要
3歳未満は不要 | ー | 一緒に渡航する保護者は、 18歳以上の渡航要件と同様 |
*12歳未満は、ワクチン接種完了している保護者との同伴渡航が条件
*宗教や健康上の問題でワクチン接種できないと認められた場合、ワクチン接種を免除される。(※セブ州公式Facebookに問い合わせをして確認することをお勧めします。)
*PCR検査は、出発48時間以内のRT-PCR検査の陰性証明書、または出発24時間以内に医療機関で実施した抗原検査の陰性証明書。
*接種から14日間以上経過していることで接種済みとみなされます。
全員必須!「One Health Pass」の登録
到着便、フィリピンでの滞在先住所、緊急連絡先、ワクチンの接種証明書、(陰性証明書)などをOne Health Passに登録します。全て英語ですが、15分ほどあれば記入できると思います。不備なく入力が終わるとQRコードが表示されますので、必ずスクリーンショットを保存しましょう。入国審査の際にスクリーンショットの提示を求められます。
PCR検査
フィリピンへの入国に関しては、ワクチン接種状況によって出国前のPCR検査が必要です。上記の表を参考にしてください。また、フィリピンから日本へ帰国する際は、ワクチン接種状況に関係なく全員が出国前72時間以内の陰性証明が必要です。
セブ島でRT-PCRテストを実施している病院はいくつかありますが、Red Cross(赤十字)での検査がおすすめです。通常はどこの検査機関も3,500ペソ前後ですが、Red Cross(赤十字)では1,500ペソで検査が受けられます。
・セブ島内に4ヶ所あり、マクタン島(1か所)滞在地域から近いところを選択可能
・ウェブから簡単予約
・結果はメールでPDFファイルが届く(土日もメールにて受け取り可能)
・日本語化無料
詳しくは下記のリンクを参照ください。
セブ島で格安RT-PCR検査ができるRed Crossとホームサービスの利用方法
また、日本語ガイドが同行し、滞在するホテルと検査場までの送迎と検査・証明書の発行も含めた日本帰国者向けのPCR検査サポートを行なっている会社もいくつかあります。価格は1人約10,000-12,000ペソ。また、5スターリゾート「Jパークアイランドリゾート」に宿泊された方は、ホテル内での検査も可能。
航空券(2022,8時点)
<直行便>
フィリピン航空によって運行が再開されています。
8〜9月
・東京(成田)ーセブ 毎週水・土・日に1本
・セブー東京(成田) 毎週水・土・日に1本
・大阪(関西)ーセブ 月に4本
・セブー大阪(関西) 月に4本
10月以降 毎日1本の予定
詳細はHPで確認ください。
運航スケジュール 8月以降の運航スケジュール
PDF 2022年10月29日までのフライト運航スケジュール(フィリピン航空)
<経由便>
セブパシフィック航空、チェジュ航空、エアプサン、ジンエアーなどから経由便も運行されています。マニラ、仁川などで乗り換えが必要です。毎日10本以上運行されていますが、乗り継ぎ先の入国条件や待ち時間などについてもしっかり確認してから購入しましょう。
入国時の免税範囲
主な免税範囲・・・
◎酒類:2本(各1L以内まで)(18歳以上)
◎通貨:現地通貨 5万Pを超える場合は許可が必要。外貨US$1万相当以上は要申告。
◎たばこ:紙巻タバコ400本、または葉巻50分、またはきざみ煙たばこ250Gまで(18歳以上)
*これを超える場合は税関への申告すること。
輸入禁止されているもの
麻薬、大麻、覚せい剤。鉄砲類、爆発物や火薬、通貨、または有価証券の偽造・変造・模造品、わいせつ物、偽ブランド品など。
制限されているもの
ワシントン条約に該当する物品。対象物を原料とした漢方薬、毛布・敷物などの加工品も同様。ワニ、蛇などの皮革製品、象牙、はく製、ラン、サボテンなどは特に注意!
◎動植物
土付きの植物、果実、切花、野菜、ソーセージ、といった肉類などは要検疫(おみやげのハム入りXO醤やインスタントラーメンなどの乾燥肉も含む)
フィリピンなどで有名なマンゴーなども持ち出し不可なので注意!
◎医療品・化粧品など
個人が自ら使用するものでも数量制限あり。
医療品及び医薬部外品は2カ月分以内(外用剤は1品目24個以外)
化粧品は1品24個以内。
これらの量を超える場合は別途手続きが必要です
出国税
マクタン・セブ空港では、2019年9月1日から航空券の代金に出国税(850ペソ)を含むことが義務付けられました。すでに航空券に含まれているため、空港で支払う必要はありません。
旅行中の生活に関する注意点
電圧
フィリピンでの電圧は110Vまたは220V、60ヘルツ。
日本の電化製品を使いたい場合は、変圧器が必要!
プラグはA(日本と同じ)、C、B3、の3タイプ。
Aタイプで対応できることが多いです!
喫煙
2017年7月から大統領令によりフィリピン全土で禁煙に。
喫煙できるエリアもありますが、違反をすると罰金を課せられるので注意!
チップの相場
フィリピンには日本の消費税と似た付加価値税(VAT)12%が課せられます。チップは義務ではありませんが、ホテルで荷物を運んでもらったときや、タクシーなどで良いサービスを受けたときは50ペソほどのチップを渡すといいかも!
ベッドメイキング | 50P~(1部屋) |
ホテルのルームサービス | 50P~ |
レストラン(サービス料が含まれていない場合) | 支払いの5~10% |
空港・ホテルのポーター | 荷物1個につき50~100P |
また、スパマッサージについては60分400ペソほどの格安マッサージ店などでは約50ペソ~。2000ペソ以上するスパなどは、100ペソ~を目安にすると良いでしょう。
お手洗い
場所によってはトイレットペーパーがない場合が多いので、ポケットティッシュは必須アイテム!
紙はトイレに流さず、備え付けのごみ箱に捨てましょう。
飲料水
飲み水には十分な注意が必要です!フィリピンの水は硬水のため、飲み水としては適していません。
滞在中は、ペットボトルのお水を飲みましょう。(500mlのペットボトル:約15ペソ程度)
飲食店などで出される氷にも注意が必要です!
白く濁った氷は、沸騰させずに水道水をそのまま凍らせてあるものである可能性が高いので注意!
気温
◎乾季 12-5月
フィリピンは年間を通して高温多湿。
平均気温は26-29℃ほどで基本的には半袖でOK!
12月-2月の気温は比較的低く過ごしやすい。
室内はエアコンが効きすぎるところもあるので長袖の羽織るものがあると安心!
4月頃からは水温が高くなりますが、年末から2月頃までは水温が低い所も!
◎雨季 6-11月
雨季は毎日のようにスコールが降るので雨具は必須!
排水の設備が整っておらず町中に大きな水たまりができるところも。
特にセブ島ははっきりと雨季と乾季がわかれていないので、天気予報と異なることも・・。
外出の際は雨具を持っていくと良いですよ!
治安について
夜間の一人歩きは避けましょう!
お昼でも人通りの少ない道は要注意。
観光地やショッピングモール、空港などの旅行観光客がよく集まる場所ではスリや置き引きにも注意!!
出発前には外務省のホームページなどに掲載されている現地での情報をしっかり確認しておきましょう
病気・ケガなどの体調不良
日焼け止め対策をせず長時間直射日光の下で過ごすのは危険です。南国旅行が初めての方は特に注意。日焼けや環境の変化などにより体調を崩してしますことも・・。
また、ツアー参加者はすぐに添乗員に連絡を!
海外保険に入っている場合は緊急時の問い合わせ先に連絡!
症状が重い場合はホテルのフロントに連絡をして医師か救急車の手配を頼みましょう!
帰国後、保険会社に医療費を請求する際に必要となるので診断書と領収書は必ずもらってくださいね!
盗難・紛失の場合
◎パスポート
日本国大使館(セブ領事事務所)へ出向く。
必要となるのは
①6か月以内に撮影された旅券用写真2枚。
②警察発行の盗難、または紛失証明書。
③一般旅券発給申請書1通
④紛失一般旅券等届出書
⑤6か月以内に発行された戸籍謄(抄)本1通
⑥顔写真付き身分証明書と発給手数料。再発給の所要日は4-6日程度。
帰国を急ぐときは「帰国のための渡航書」が取得できる。発給までの日数は面談により決定。
◎クレジットカード
➡すぐにカード会社のサービス・デスクに連絡して無効手続きをする。
カード番号や有効期限などは必ず控えておきましょう。
◎航空券
➡最近はチケットレスのeチケットが主流なため本人であることが確認できる公的書類
(購入時に提示したクレジットカード、パスポート番号、運転免許証など)があれば搭乗可能。
Eチケットではない航空券を紛失した場合はまず航空券の発行会社に連絡。
航空券の年月日や購入場所を聞かれるのであらかじめメモしておく。
航空券を紛失した場合、ほとんどは買いなおしするしかないです・・。
正規航空券なら現地の警察発行の紛失証明書があれば紛失した航空券も紛失した期限内で不正使用されていない限り、
払い戻しが受けられる、格安航空券の場合は原則不可。
ホテル内であっても貴重品は必ず金庫を利用するようにしましょう!
☆日焼け止め・サングラス
セブ島の紫外線は日本の約8倍ともいわれている為、紫外線対策は必須。
☆タオル
お土産などの割れ物を包んだり、雨に濡れた時に便利。
☆ブラシ・クシ
ホテルによっては無いところも!
☆ポケットティッシュ
トイレットペーパーが無いトイレが多いです。
☆除菌ウェットティッシュ
レストランではおしぼりがない所も多い。
☆絆創膏
靴擦れ対策に!
安心・快適な旅を!
初めて旅行をする国では不安がいっぱいですが、前もって準備をして、より快適な旅にしましょう☆