セブ島定番土産「ドライマンゴー」以外のおすすめバラマキ土産は?
セブ島やフィリピンの代表的なお土産と言えばやはり「ドライマンゴー」ではないでしょうか。確かにドライマンゴーは美味しい。ただ、ドライマンゴーは有名になりすぎていて、日本でも簡単に手に入ります!もちろん現地で購入した方が安価ではありますが、定番ではなく、ちょっと違う物をお土産にしたい!と思う方は是非参考にしてみてください!今回はセブ島のスーパーマーケットで手軽に購入できるお土産をご紹介します。

①パンシットカントン(Pancit Canton)
さっそく新しい!これは日本でいう即席麺の焼きそばです。現地ではスナックとして食されているほど国民的なローカルフードの定番。でも日本で普通に手に入るものではありません。そしてこのフレーバーはさらにフィリピンならでは。フィリピンフードには欠かせない「カラマンシー」がフレーバーに仲間入りしているということです。日本では聞き慣れない「カラマンシー」ですが、柚子やライムのような柑橘系の一種で、現地では魚料理、肉料理、ジュース、美容品など幅広く使われています。

街中の屋台やフィリピン料理専門店では、チリとカラマンシーと醤油がセットになっているのを目にすることは多いでしょう。カラマンシーは栄養価が高く「奇跡の果実」とも呼ばれているほど。日差しの強い南国では、ビタミンCを多く含む柑橘系の果物がやはり豊富です。そしてこのパンシットカントンにも「カラマンシー」味と、「チリマンシー」(チリとカラマンシー)味があり現地の人にも大人気。日本では味わえない酸味を感じるさっぱりとした焼きそばをお楽しみいただけます。作り方もとても簡単なので是非試してみてください。
②バナナケチャップ(Banana ketchup)
フィリピンのケチャップは甘い!です。それはケチャップにバナナが入っているからです。バナナからケチャップを作っているという驚きの事実!トマトが入手困難だった時代に開発されたと言われています。

しかも写真のケチャップは「エクストラリッチ」さらに丁寧に「ローカルで育ったフレッシュバナナから作った」という文言まで。店頭には昔ながらの瓶詰めのものもありますが、持ち帰るのは重い!という方に現在は持ち運びしやすい状態で販売されているのが主流。これはお土産にもってこいではないでしょうか?煮込み料理などには少し甘く感じるかもしれませんが、塩との相性がよいのでフライドポテトや、アメリカンドッグなどに添えるケチャップとしておすすめです!
③Colgateの歯磨き粉
これはフィリピンで製造されているものではないのですが、実は日本でも知る人ぞ知る「ホワイトニング効果が高い」とされるコルゲートの歯磨き粉です。日本では薬事法により現在店頭では販売されていませんが、ネットで購入しているファンもいるほど。

フィリピンでは保険制度が日本ほど整っていないため医療費が高額になる場合がよくあります。そのため歯医者にお世話にならず、事前にケアするという目的からか、スーパーマーケットには大量の歯磨き粉が販売されています。さらに年々種類が増えているであろう「Colgate」の売り場のスペースの広さには毎回圧倒されます。

歯磨き粉は大きなチューブのほか、小さなパッケージのものも販売されているので、旅行にも便利ですし、たくさんある種類のなかから選びきれない場合も、小さなものをまず買って試してみるのもおすすめです。数年前は観光客が歯磨き粉売り場に向かうことはあまり見なかった光景ですが、近年は観光客が写真を撮ったり、選んだりしている光景をよく目にするようになり、注目されつつあるお土産だと実感します。
④Oishiのスナック菓子
スーパーマーケットのスナック売り場に必ず売っている大人気商品といえば、日本の「〇〇えびせん」にそっくりな「えびせん」です!もうそっくりというか、そのままです。これを販売しているお菓子メーカーの「オイシー」が憎めないブランド名ですね。

オイシーブランドはたくさんのスナック菓子を販売していますが、やはり一度試して欲しいのはこの「えびせん」。お馴染みの味ですが、スパイシーやスイートチリ味もあるのでお酒のあてにもおすすめです。

実際フィリピン人の飲み会ではスナック菓子をビールのお供として食べていることも多いです。子供から大人まで人気のスナック菓子は、スーパーマーケットでも見上げるほど高く積み上げられ、常に補充されています。その様子からスナック菓子の人気ぶりが伺えます。話のネタにもってこいのお土産です。
⑤100%ピュアカカオのタブレア
スーパーのドリンク(コーヒー、紅茶、ココアなど)の売り場にTABLEA「タブレア」という商品があります。コイン型のチョコレートに見えますが、これは100パーセントのピュアカカオを固めたもので、そのまま食べるものではありません。お湯に溶かしてホットチョコレートとして飲むのが主流です。

フィリピン人の伝統的な朝食では、チョコレート粥や餅米にチョコレートをかけて食べる習慣があります。日本では馴染みのないお米とチョコレートのセットですが、カカオは美容や健康にも良いとされていて、セブにはタブレア専門のカフェもあります。そのカフェでは伝統的なホットショコレートのセットをオーダーすることができます。このタブレアをお湯に少しづつ溶かして飲むのですが、そのままだと苦いので、お砂糖、はちみつ、ミルクなど自分でお好みの調整をして飲むことができます。現在はさらに簡単に作れる粉末状のものも販売されています。

スーパーマーケットでももちろん購入できますが、タブレアのカフェでは様々な種類が販売されているので、そこに立ち寄ってお土産を購入してみるのもおすすめです。
⑥バナナチップス(Banana Chips)
フィリピンのバナナは日本でもたくさん見かけるので、バナナはもちろん有名です。そのバナナを使ったバナナチップス。これはもうハズレなしのお土産と言っても過言ではないのでは?

スーパーマーケットでもドライマンゴーと同じぐらいたくさんのメーカーが販売しているバナナチップスですが、フィリピンのバナナそのものが美味しいので、正直どのメーカーのバナナチップスを購入しても大差はなく美味しいと思われます。シンプルな味付けですが、食べ出すと止まらなくなる中毒性のあるバナナチップスは、子供から大人まで大人気。もちろんフィリピン人もスナックとして食べます。可愛いパッケージのものも登場しているので是非チェックしてみてください。
今回はスーパーマーケットで手軽に購入できるお土産をご紹介しました。セブ島のスーパーマーケットは現地の生活や日本で見たこともない発見があったり、商品の品揃え・ディスプレイなど斬新でとても楽しいです。大きいモールのスーパーマーケットだとさらに商品が多いので見応えがあります。観光のついでに是非覗いてみてください。