コロナ以降、フィリピンのリタイアメントビザは取得できるの?
SRRVの申請受付が2021年5月17日より再開
2020年10月23日よりリタイアメントビザの年齢や預入金などの要件を見直すために、フィリピン退職庁(PRA)は発給手続きを一時的に停止しましたが、SRRVの申請受付が2021年5月17日より再開されました。またリタイアメントビザでの入国も再開。しかし以前は35歳から取得可能でしたが、※2021年8月現在、新規取得については一時的に50歳以上の方のみ申請が許可されています。※今後も条件が変更される(緩和またはより厳しくなる)可能性もございます。
コロナも終息後の現在、ワクチン接種の有無に限らず入国が可能ですが、リタイアメントビザや永住権の取得は可能なのか?
入国の条件は世界情勢により変更される場合もあります。
移住先として人気の高いマレーシアでは、2021年8月11日よりMM2H移民ビザの条件が変更されました。金融資産証明・定期貯金金額・月収証明などの金額が引き上げられ、申請条件のハードルがかなり高くなり、金銭的により余裕のあるリタイアメント層・高所得者層など国内経済の活性化に貢献できる外国人がターゲットとなっています。
一方フィリピンでは、リタイアメントビザ取得可能な年齢は現在「50歳以上と引き上げられた」ものの、その他の条件は今のところ変更されていません。
SRRVを取得する際に必要な預託金などの条件を他国と比較すると、フィリピンはまだまだ取得しやすく人気の高い要素となっています。フィリピンへの移住も今後条件が厳しくなる可能性もありますので、その前に取得するのも一つの選択肢ではないかと思います。人気の高いリタイアメントビザとは別に、もう一つの永住権が存在します。フィリピンでも最高位の永住権であるクオータビザ(特別割当移住査証)は、日本人を対象に1年で定員50人のみに取得が許される特別ビザもございます。
フィリピンへ移住するメリットは何?
- とにかく気候がよく一年中暖かいので過ごしやすい。
- 美しい島々やリゾート地がたくさんあるので国内旅行も楽しめる。
- 移住に必要な永住ビザの取得が比較的簡単。
- 人口増加と共に経済成長が見込まれる。
- 物価は上昇傾向にあるが比較的生活費が安い(地域にもよりますが、家賃なども日本と比較するとまだまだ安い)
- 日本食材店や日本食レストランもあるので食生活に困らない
- 公用語は、(タガログ語)に加え英語が通じる。
- 日本から近い(日本~マニラまで飛行機で約4時間)
- 専属ドライバーや家政婦(メイド)・ベビーシッター(ヤヤ)などが日本と比べて格安で利用できる。
実際にフィリピン・セブ島へ移住された方々へのインタビュー記事もご覧ください。
永住ビザ(SRRV)を取得するメリット
- 取得のハードルが低い・他国と比べて預託金が低く(1万USD~5万USD)で取得しやすい
- 35歳から取得可能(※2023年3月現在、新規取得については一時的に50歳以上だけが許可)
- 1人分の預託金で3人までビザの取得が可能(3人目からの扶養家族は1.5万USD/人の追加預託金が必要)
- フィリピンに永住が可能(ただしIDカードは毎年更新が必要)
- AEP(労働局の外国人就労許可書)を取得することで就労が可能
- 免税で7000USD相当の個人の所有品や家電製品などを持ち込むことができる
- 出国許可証(ECC)の免除(通常フィリピンに半年以上滞在した人が取得)
- 過去のパンデミックの際、観光ビザでの入国は不可能でしたが、投資ビザ・永住権・リタイアメントビザは比較的早く入国が許可されたため、有事の際にも日本以外の滞在許可を取得しておくと選択肢が広がる。
2024リタイアメントビザ「SRRV」種類と条件
「SRRV」Special Resident Retiree’s VISA(特別居住退職者ビザ)
SRRVは生涯ビザであり、その保有者は入国管理局の要件を免除されています。
SRRV保有者は、フィリピンで働き、勉強し、投資する資格もあります。
※クラシック | 預託金を分譲マンションや長期リースなどに投資転用可能(投資額は最低5万USD以上)
※スマイル | 預託金の引き出しは不可能(ビザ解約時には返金)
※ヒューマンタッチ| 介護や看護を必要とする者で、障害者年金を受給していることが条件
※年間手数料 | 4人目からは100USD/人追加
取得の際に必要となるもの
日本で揃えておく書類
- 犯罪経歴証明書
- 戸籍謄本(配偶者様、お子様同伴の場合のみ)
- 年金受給の証明書(年金受給でのプランの方のみ)
タイトル原本【権利書】
(預託金充当予定の不動産を既に所有の方の場合)
フィリピンで揃える書類
- 海外送金証明書
- NBI クリアランス(18歳以上適用)→:申請前の段階でフィリピンに連続して30日間以上ご滞在されている方の場合のみ必要
その他、必要となる書類
- SRRV 申請書(申請者各人)
- パスポート原本(入国スタンプがあること)
- 2×2証明写真16枚(5cm×5cmのパスポートサイズの白い背景の写真)
フィリピン・リタイアメントビザ取得方法
リタイアメントビザ「SRRV」を取得する場合は、フィリピン政府認定のエージェントを通して取得することが可能。
エージェントにより取得までのサポート費用が異なります。ご紹介する代行会社は、サポート費が700ドルとかなり安くフィリピン政府公認ビザ取得代行エージェントなので安心です。日本語対応で、ビザ申請、取得、口座開設まで丁寧にサポートさせていただきます。
現在フィリピンにご滞在の方|お申込み後 書類準備後、すぐに申請手続きが可能 ビザ取得
現在日本にお住まいの方|フィリピンリタイアメントビザ「SRRV」は、日本国内で取得することはできません。
フィリピンでの手続きとなります。
お申込み 日本で取得すべき書類を準備 フィリピンへ渡航 フィリピンにて手続き後ビザ取得。
クオータービザ(特別割当移住査証)
クオータビザ(Quota Immigrant Visa)は、日本人を対象に年間わすか50名のみに割り当てられる特別永住権です。一度取得してしまえば、永久にフィリピンに滞在でき、就労も可能です。リタイアメントビザの場合、50歳以下は取得できませんが、クオータビザは20歳以上であれば申請可能。
フィリピンの永住権(クオータビザ)取得に必要な条件
年齢|20歳以上
預託金|50,000USドル(US$50,000は取得後に引き出しが可能)
申請費|20,000USドル~25,000USドル
取得サポート費|1,500USドル
犯罪履歴がないことなどが条件です。また申請前にフィリピンの銀行口座を開設する必要があります。
クオータビザの取得及び銀行口座の開設サポートも可能です。下記フォームよりお問合せ下さい。
クオータビザを取得された荒井さんにインタビューフィリピン永住権取得|40代でFIRE!「クオータビザ」を取得した理由は?
また【フィリピン留学滞在プラン】もございます。
ビザ取得中はフィリピンに滞在する必要がありますが、単にホテルで過ごすだけでは非常にもったいないです。(※時期によって少し差がありますが約1~2か月)
ビザ取得の期間中、フィリピンの別荘地「タガイタイ」にある留学施設に滞在しながら、そこで英語レッスンやフィリピン生活レクチャー(電気、ガス、水道、ネットの申し込み方法や医療保険など生活に関するレクチャー)を受けることも可能です。(別費用)
フィリピン留学プランなどもございますのでご相談下さい。
またリタイアメントビザ・クオータビザ(特別割当移住査証)の取得をご検討されている方・海外移住をご検討の方は、下記お問合せフォームよりご相談ください。