セブ島移住の前に知っておきたい!フィリピンの物価を徹底調査
セブ島で生活する上で、どのようなものにいくらかかるのか?気になるところ。2023年最新のセブ島物価情報をお届けします。
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2023年10月現在、フィリピンへの入国はワクチン接種の有無に限らずパスポートさえあれば入国可能です。また、ワクチン接種証明書も陰性証明書も不要になったので、久しぶりの海外旅行を予定されている方も多いのではないでしょうか?日本からの直行便が復活したフィリピン・セブ島では、徐々に外国人観光客・移住者の方が増えています。
旅行・移住の際に気になる情報として、その国の物価が挙げられると思います。全体的に、コロナパンデミックの前よりも物価は上昇していますが、それでもフィリピンの物価は安い!というイメージをお持ちの方も多いと思います。
「実際の相場は?」「日本と比べて本当に安いの?」そういった疑問にお答えする、最新物価情報を現地からお届けします!
※レートは2023年9月現在で計算(1ペソ=2.6円)
飲み物編
ここではスーパーで買う場合の金額を目安としていますが、スーパーのレジは長蛇の列ができている事も多いので、飲みもの1本だけ買うという場合はコンビニでの購入も便利です。コンビニの場合は10円~30円程度割高になります。
飲料水の価格|スーパーマーケット
飲料水 | 2023年 ※レートは2023年9月現在で計算(1ペソ=2.6円) | 2022年 ※レートは2022年3月現在で計算(1ペソ=2.21 円) |
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ミネラルウォーター500ml | 9.9~17ペソ (約25円~44円) | 9.75ペソ (約22円) |
コカ・コーラ(缶)320ml | 35ペソ (約91円) | 28.25ペソ (約62円) |
缶ビール(サンミゲル) | 52.80ペソ (約138.15円) | 53ペソ (約117円) |
牛乳 1L | 92.50〜106.75ペソ (約242〜279円) | 91ペソ (約201円) |
レストラン編
セブ島にはどんなご飯屋さんがあるのか?とイメージがわかない方も多いかと思いますが、フィリピン現地のローカルフード、ファストフードをはじめ、イタリアン、韓国料理、日本料理と、意外となんでも食べることができるんです!日本と比べると割高にはなりますが、日本料理店では刺身やお寿司を食べる事もできますよ◎
日本食レストラン
2023年 ※レートは2023年9月現在で計算(1ペソ=2.6円) | 2022年 ※レートは2022年3月現在で計算(1ペソ=2.21 円) | |
定食 | 約400~500ペソ(約1046円~1,308円) | 約300~400ペソ (約663円~883円) |
ラーメン | 約300~500ペソ(約784円~1,308円 | 約300~500ペソ (約663円~1,105円) |
イタリアンレストラン
ピザ ※(9インチ:約2人前) | 230ペソ~400ペソ(約601円~1,046円) |
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パスタ | 220ペソ~400ペソ(約575円~1,046円) |
ファストフード
・ジョリビー チーズバーガー+ポテト+ドリンク | 138ペソ(約361円) |
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・マクドナルド チーズバーガー+ポテト+ドリンク | 173ペソ(約453円) |
・ケンタッキーフライドチキン フライドチキン1本+ライス+ドリンク | 130ペソ(約340円) |
フィリピンではチキンのセットに白米がセットでついてきますよ!はじめて見たら違和感を感じるかもしれないですが、この組み合わせ、意外と合います。
カレンデリア(ローカル食堂)
白米(1食分) | 10ペソ(約26円) |
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野菜系のおかず(1品)
| 15~25ペソ(約39円~65円) |
魚や肉類のおかず(1品) | 40~60ペソ(約104円~157円) |
フィリピン料理レストラン
Mang Inasal チキンとごはんのセット | 99ペソ(約259円) |
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Kuya J
ポークBBQとごはんのセット | 185ペソ(約484円) |
生活編
日本のスーパーとは売られている商品ラインナップが異なるので違いを発見するのも面白いです♪日本や韓国産の調味料なども頻繁に目にしますが、やはり輸入品は高額なので、現地のもので代用したりフィリピン料理に挑戦してみるのも良いと思います。米の消費量が世界でも上位にランクインするフィリピンでは、たくさんの種類のお米が売られています。こしひかりなどの日本米も売っていますが、ミポニカ、ジャスポニカ米なども日本米に近い味ですよ。
食材、生活用品の価格
2023年 ※レートは2023年9月現在で計算(1ペソ=2.6円) | 2022年 ※レートは2022年3月現在で計算(1ペソ=2.21 円) | |
スナック菓子(oishi えびせん) | 60g:15.85ペソ(約41円) 90g:24.50ペソ(約64円) | ー |
じゃがいも 大2個 | 53ペソ(約138円) | 40ペソ (約88円) |
フィリピン米(Ganador) 5kg | 294ペソ(約770円) | 292ペソ(約645円) |
ミポニカ(miponica) 5kg | 480ペソ(約1,257円)※スーパーによって値段は前後します | 550ペソ (約1,215円) |
こしひかり 5kg< | 900ペソ(約2,358円) | 910ペソ (約2,021円) |
あきたこまち 5kg | 1,323ペソ(約3,466円) | ー |
豚肉ロース1kg | 335ペソ(約876円) | 330ペソ (約729円) |
マンゴー1kg | 290ペソ(約758円) | 162ペソ (約357円) |
100円ショップ | 88ペソ(約230円) | 88ペソ (約194円) |
全体的に、コロナパンデミックの前より物価が数ペソ程上昇しています。
因みに、日本人がよく利用する「YAMATOYA」では手作り納豆(35ペソ/1パック)・12個入り生みたて卵(160ペソ/1パック)などもあり、卵は生で食べることができる新鮮さで配達サービスもあり便利。
公共交通機関・乗り物編
セブ島ではタクシーの初乗り料金が100円以下と、日本と比べても格安のため気軽に利用できますが、さらに安く移動が可能なジプニーやビープ、MYBUSといった公共交通機関もあります。中でもジプニーは「セブ島の庶民の足」とも呼ばれるほど現地では一般的な乗り物なので、経験として乗ってみるのもおすすめです!
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交通機関の価格
2023年 ※レートは2023年9月現在で計算(1ペソ=2.6円) | 2022年 ※レートは2022年3月現在で計算(1ペソ=2.21 円) | |
タクシー初乗り | 40ペソ~(約104円~) | 40ペソ~(約88円~) |
ジプニー | 13ペソ~(約33.8円~) | 10ペソ~ (約22円~) |
バイクタクシー(約5分の距離) | 30ペソ程度(約78円) | - |
ビープ | 14ペソ~(約36円~) | 11ペソ~ (約24円~) |
MYBUS | 40ペソ~(約104円) (SM city から SM seaside) | - |
家賃・水道光熱費編
家賃
セブのコンドミニアムは、すでに生活に必要な家具・家電が備わっている物件が多いので、スーツケース1つですぐにセブ島生活をスタートできます!
また、家具・家電がついていない物件の場合は相場より若干家賃が安くなります。日本では見かけないプール・ジム付き賃貸物件が多いのもセブ島生活の魅力です。
セブ島不動産事情 セブ島賃貸物件の選び方|特徴・探し方・注意点などセブ島移住の前に知っておく事
<コンドミニアムの家賃相場>
エリア | スタジオタイプ | 1ベッドルーム | 2ベッドルーム | 3ベッドルーム |
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ビジネスパーク | 約20,000ペソ (約52,400円~) | 約40,000ペソ (約104,800円~) | 約50,000ペソ (約131,000円~) | 約80,000ペソ (約209,600円~) |
ITパークエリア | 約16,000ペソ (約41,920円~) | 約27,000ペソ (約70,740円~) | 約40,000ペソ (約104,800円~) | 約74,000ペソ (約193,880円~) |
マボロ、バニラッド、マンダウエ、他 | 約15,000ペソ (約39,300円~) | 約23,000ペソ (約60,260円~) | 約32,000ペソ (約83,840円〜) | 約50,000ペソ (約131,000円~) |
<戸建て住宅の家賃相場>
エリア | 1ベッドルーム | 2ベッドルーム | 3ベッドルーム以上 |
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マボロ、バニラッド、マンダウエ、他 | - | 約25,000ペソ (約65,500円~) | 約35,000ペソ (約84,000円~) |
マクタン島 | 約13,000ペソ (約34,060円~) | 約18,000ペソ (約46,800円~) | 約25,000ペソ (約65,500円~) |
*ビジネスパークとITパークエリアは、戸建て物件が少ないです。
電気代
フィリピンの電気代は割高で、キロワット数あたりの電力価格が日本より高めです。エアコン代が電気代の多くを占める印象で、エアコンの種類によっても電気代が変動します。日本でも多く使用されているインバーター仕様のエアコンは消費電力が少ないので、埋め込み型のエアコンより電気代を節約しやすいです。
<1か月の電気代平均>※夜や週末の何時間かだけエアコンをつけている場合
部屋タイプ別の電気代相場 | スタジオタイプ | 1ベッドルーム | 2ベッドルーム以上 |
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コンドミニアム・戸建て | 約3,500ペソ (約9,170円) | 約5,000ペソ (約13,100円) | 約7,000ペソ (約18,340円) |
参考までに:エアコンを使用するかしないかで電気代が大きく変わり、1ベッドルームでほとんどエアコンを使用しなかった月の電気代は3000ペソ弱で、使用した月と2000ペソ(約4,800円)以上も差がありました。
水道代
セブ島では水道代は、とても安いです。コンドミニアムなどでは毎月固定額が請求され、ほとんど変動しない印象です。ただ、水道水は飲めないので、生活用水として利用します。
<1か月の水道代平均>
部屋タイプ別の水道代相場 | 1人暮らし、洗濯機なし | 2人暮らし、洗濯機あり | 4人暮らし、洗濯機あり |
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コンドミニアム・戸建て | 約300ペソ~(約786円) | 約350ペソ~(約917円) | 約420ペソ~(約1,048円) |
飲料水は、ガロンで頼むことができます。住んでいるコンドミニアムでも注文することができて、ガロンボトル1つ(約19L)で30~40ペソ(約72円~96円)です。またセブ島で有名な飲料会社(Nature's Spring)の水は、1ガロン80ペソ(約208円)で購入すことが可能。ローカルの水屋さんでは心配という方は、ネイチャーズスプリングがおすすめ。
その他・生活編
その他、生活するうえで必要となる項目をピックアップしてみました。
ヘルパー、ベビーシッター、ドライバーを雇う
人件費の安いフィリピンでは、ヘルパーやベビーシッターを雇う家庭が多く、仲介・派遣会社もあります。
また、ドライバーを雇うことも可能なので、フィリピンでの運転に慣れない方は是非参考にしてみてください。
また、フィリピンは左ハンドルの右側通行で交通事情が日本と大きく異なります。慢性的な渋滞と運転マナーの悪さが目立つので運転に自信がない方はドライバーを雇うと安心です。
セブ島移住|ヘルパー・ヤヤ(ベビーシッター)・ドライバーを雇う方法
ヘルパー住み込み(食事代、水光熱費込) | 約5,500ペソ/月(約14,410円) |
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ヘルパー通い(交通費込み) | 約7,500ペソ/月(約19,650円) |
ベビーシッター住み込み | 約6,000ペソ/月(約15,720円) |
ベビーシッター通い | 約8,000ペソ/月(約20,960円) |
ドライバー通い | 約12,000ペソ/月(約31,440円) |
ガソリン代
レギュラー1L | 約71ペソ(約186円) |
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ハイオク 1L | 約66ペソ(約172円) |
*2023年9月追記|ガソリン70ペソ前後/1ℓあたり。l過去10年間でも最も高い価格
エアコンクリーニング
セブ島は一年を通してエアコンをつけていることが多いので、使用頻度に応じては半年~1年に一回の頻度でエアコンクリーニングをおすすめします。
コンドミニアムでは、エアコンクリーニングサービスを申し込める場合があるので、お住いのコンドミニアムに確認してみてください。個人で業者さんを手配する際は以下の相場を参考にしてください。
スプリットタイプのエアコン | 約750~1,000ペソ(約1,834円~2,620円) |
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ヘアカット
希望のヘアスタイルや細かいニュアンスを日本語で伝えられる日系ヘアサロンもあります!安心してサービスを受けたい、という方におすすめです。その他、会員制スーパーのLANDERS(ランダース)に併設されているヘアサロンでは、ランダースで購入したレシートを見せると購入当日に限り無料でヘアカットしてもらえます!
ローカルヘアサロン カット | 約50ペソ (約131円) |
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日系ヘアサロン カット | 約1,000ペソ~(約2,620円) |
スパ
セブ島のスパ・マッサージではお手頃な料金で日頃の疲れを癒すことができます。
ローカルスパ | 1時間 約500ペソ~(約1,300円) |
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街スパ | 1時間 約700~(約1,834円) |
リゾートスパ | 1時間 約2,200~(約5,764円) |
結婚式への参加
セブ島に住んでいると、フィリピン人のお友達から結婚式に呼ばれる機会があるかもしれません。日本ではご祝儀を渡しますが、フィリピンにはご祝儀を渡す文化はなく、渡したい人がお金やギフトを渡します。お金を包む場合もギフトを用意する場合も、金額の相場は特に決まっていません。ギフトは、家庭で使えるもの(新郎新婦名前入りマグカップ、コーヒーメーカー、炊飯器など)をプレゼントします。また、服装は結婚式のテーマカラーがあるので、可能な限り指定されたテーマカラーを身に着けて出席します。
まとめ
2022年にGDP成長率が過去最大を記録したフィリピンでは、経済成長が著しく進んでおり、物価や賃金がここ数年で増加の一途をたどっています。
野菜や電気代は日本と比べて割高、もしくは同じくらいですが、やはり総合的に見るとフィリピンでの生活費は日本より安く済みます。
セブ島への留学や旅行、移住をお考えの方は是非参考にしてみてください!