フィリピン・セブ市は、より厳しく取締りを強化。
新しいルールと規制は、6月29日月曜日の午前12時1分より施行。
セブ市は、新型コロナウィルス感染者数の増加などを理由に、ECQ(強化されたコミュニティ検疫)のルールをより厳格化された、QR検疫パスを再配布しさらに厳しい取り締まりを実施するとのこと。
検疫パスは、2020年6月26日金曜日から警察とバランガイを通じて住民に配布されます。
新しく配布されるQR検疫パス「Q Pass」の使用に関するガイドライン
ECQパスは世帯ごとに1つ与えられ、これは食品、医薬品、その他の必需品の購入に使用できます。パスは午前6時から午後8時までのみ使用
セブ市長は、人々の動きをさらに制限するために、QRコード化されたパスはバランガイ(村・区などの意味)ごとに割り当て、例えばAバランガイは奇数、Bバランガイは偶数などに分類する為、Aバランガイに住む居住者はすべて奇数日は外出禁止ということになります。
以前のECQルールと比較するとかなり厳しくなっています。
カルボンマーケット(庶民が買い物をするセブ最大の市場)への立ち入りについて、
月曜日:A、G、M、S、Yの文字で始まる姓
火曜日:B、H、N、T、Zの文字で始まる姓
水曜日:C、I、O、Uの文字で始まる姓
木曜日:D、J、P、Vの文字で始まる姓
金曜日:E、K、Q、Wの文字で始まる姓
土曜日:F、L、R、Xの文字で始まる姓
が、カルボンマーケットへのアクセスを許可されます。また車両での立ち入りは禁止
これまでのECQ検疫パスのルール | 新しいECQ「Qパス」のルール | |
外出可能な時間と門限 | 05:00~22:00 |
06:00~20:00(門限) |
外出許可日 | コードが奇数で終わるパスの所有者は、月曜日、水曜日、金曜日外出可。 偶数とゼロの場合は、火曜日、木曜日、土曜日のみ外出可能。 | コードが奇数で終わるパスの所有者は、月曜日、水曜日、金曜日外出可。 偶数とゼロの場合は、火曜日、木曜日、土曜日のみ外出可能。 毎週日曜日は外出禁止 |
違反者への罰則 | 最大1万ペソの罰金、少なくとも30日間の禁固 | |
コロナ陽性反応が出た場合の検疫義務 | 自宅での隔離 | 国が指定した検疫施設へ連行 |
セブ市 の住民は、COVID-19の検査で陽性と判定された場合、自宅での検疫が許可されなくなり、国が指定する検疫施設での隔離となります。 内務省と地方政府の秘書官、EduardoAño氏は6/28日曜日に、陽性を示した者は公式の検疫施設に連れて行かれ、新しいコロナウイルスがさらに広がるのを防ぐと述べた。
セブシティでは、外食は許可されないことを再び強調。レストランはテイクアウトのみ許可されます。
以前は、250,000パスが配布されましたが、今回は178,000パスのみの配布。
セブ市市長は、これについてバランガイからの統合データを含む保健省(DOH)データベースに基づくと述べました。
また、セブ市以外のマンダウエ市・ラプラプ市、その他フィリピン全体の7月以降の検疫ステータスやルールについては、
明日6/29、ドゥテルテ大統領より発表があるとのことです。
☞6/16からセブ市はECQへ逆戻りに。その他エリアの検疫ステータスについて
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☞6/1に発表されたMGCQ下でのルール及びフィリピン政府が示す検疫ステータス
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