第10回|フィリピン・ミンダナオ島産ダバオコーヒーと世界を繋ぐ太田勝久さんにインタビュー
フィリピンで暮らす日本人の皆さんに「フィリピンへ移住したきっかけ」や「現地での仕事、ビジネス・生活事情」などをインタビューし、フィリピン移住の魅力や生活する上での厳しさ、メリット、デメリットなど、移住者の皆様にご協力いただきリアルな実体験をお届けする大好評の「移住者に聞くフィリピン海外生活」。
フィリピンで生活する日本人は、大きく分けて「リタイア組」ある程度生活に余裕があり仕事をせずに、投資で得た利益や貯蓄また年金でリタイア後をフィリピンで過ごされる方。
「ビジネスに関わる方」ビジネス目的での移住(会社経営・レストランやサービス業などの経営)・日本企業や公的機関などの現地法人で働く方や日本から派遣され業務に従事する駐在員など及びそのご家族。日系企業や現地の会社で働く日本人。
フリーランスで場所を問わずリモートワークで働く日本人・フィリピン人と結婚し永住されている方などが挙げられます。
非常事態宣言が継続される中、フィリピンで新しい事業を立ち上げられる方や移住を検討されている方も意外に多いのです。さらにコロナ渦が続く中、昨年末ミンダナオ・セブを含むビサヤ地区では巨大台風による大きな被害を受けました。特にセブでは1ヶ月に及び電気・WIFIなしの生活が続く中、これを理由に帰国された方は意外といませんでした。むしろここフィリピンで良かったと思った日本人も多かったのではないでしょうか?そこには居心地の良さ人の温かさなどが挙げられます。
日本ではちょっと窮屈に感じることも、フィリピンで生活すればそんな悩みはどこにやら???といったオープンで型にはまらず自分らしく生きることができる。日本の昭和の温かさを感じられる素敵なフィリピン。
またフィリピンへ移住するきっかけも皆さん様々ですが、
今回で第10回目を迎え、前回インタビューさせていただいたダバオ情報サイト「DAVAWATCH」の長谷川さんより移住の輪のバトンを繋いでいただき
フィリピン・ミンダナオ島産ダバオコーヒーと世界を繋ぐPMCE, Inc.(ピーエムシーイーアイ)代表の「太田勝久さん」にインタビューさせていただきました。
ミンダナオ島産コーヒー豆の輸出を手掛けるダバオ市内の日系企業、ピスタシアミンダナオコーヒーエクスポート社(代表取締役:太田勝久さん)に「フィリピン移住」や「ダバオコーヒーの魅力」について、色々とお話しいただきました。
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学生時代に参加したマニラとミンダナオのスタディツアーをきっかけにフィリピン大学へ留学
初めてフィリピンを訪れたのは学生の時です。1993年マニラとミンダナオのスタディツアーでした。
名古屋の団体が主催するNGOで途上国の貧困地域やバナナ農園を見に行きました。当時、途上国の貧困問題に関心があったので、大学の先輩に紹介していただきました。
日本の大学は名古屋大学の農学部だったのですが、当時フィリピンから何人も留学生が来ていました。それでフィリピン人の方から入学願書をもらって、1995年にフィリピン大学のロスバニョス校に留学しコミュニティ開発の勉強をしました。
もうフィリピンとの付き合いが長さだけだったら25年ぐらいになりますね。
留学前に、日本福祉大学の大濱先生にお会いする機会がありました。フィリピン大学のディリマン校で参加型開発を学ばれ、名古屋の国連地域開発センター(UNCRD)を経て日本福祉大学に赴任されていました。私も大濱先生みたいなことを研究したいなと興味と憧れがありました。
大学時代のフィリピン生活は?
最初はやっぱり不安でした。半年ぐらいは語学も大変だったんで、何やるのも大変でした。
半年を過ぎた辺りから、なんか楽というかスムーズになった気がしますね。
フィリピンの大学時代は寮生活だったのですが、四人部屋で「1ヶ月1,000円か2,000円位の部屋」でした。
本も古い本しかなくて、あと電子顕微鏡じゃなくて光学顕微鏡でものを見ていたりして「機材も遅れているなぁ」いう印象がありました。
もちろん当時は道路も整備されておらず、インフラも弱く電気もすぐに止まりました。よくロウソクを買い込んで明るくして宿題とかやってましたね。
当時日本人は、学生が3、4人と大学に隣接した国際稲研究所に農水省からの研究者が数名、あと森林総研から派遣されフィリピン大学校内に1家族がおられました。
そういう小さい日本人コミュニティがあり、たまに食事したりしていました。
大学では、地域社会開発について学んでいました。「住民自身が主体となって自分たちの状況を自分で意識化し、個人では解決できないので組織を作り、組織の能力を高め必要なところと連携。
行政の意思決定に参加したりして、開発を自分たちで達成していく。」そんな開発論の勉強をしていました。
フィリピンでおいしいコーヒーとの出会い
その後一年間だけここダバオのNGOに来て、またその後、コンサルタント会社に戻り他の国にも行ったのですが、2014年にフィリピンの勉強会からコーヒーの文献が回ってきました。
そこでフィリピンはコーヒーの生産国であるのに輸入の方が圧倒的に多いという事実を知り愕然としました。
これまでやってきたコミュニティ開発ではちょっと太刀打ちができない・・。こんな風に貧困はフィリピンをむしばんでいくのか?と思いました。また、コミュニティ開発で博士号は取得したものの、市場・ビジネスの知識が欠けており、貧困に対応出来ないことにどうしようもなく恥ずかしくなりました。
日本で東京にいた時に、おいしいコーヒー屋さんが沢山あって、コーヒーショップを巡っていると、これがなかなか深い世界があり、ちょっと自分もやってみようかな?という気が湧いて来たんです。それがコーヒーとの出会いでしたね。
ミンダナオ島アポ山産のコーヒーを最初に飲んだのは2016年。甘くて酸味があって、可愛らしい味がしました。おいしかったです。
このコーヒーなら「おいしい」と確信し、コーヒーをやってみようと決意しました。
これがおいしくなかったら、「やろう!」とは強く思えなかったと思うので最初の一杯は大事でしたね。
以前からフィリピンには美味しいコーヒーがなく、特にホテルのコーヒーが美味しくありませんでした。
ホテルのコーヒーは海外の質の悪いものを買って、何か月前に焙煎したのかも分からないようなものを、ずっとコーヒーマシンの中に入れたままになっていることがあります。
そうすると一番おいしくないですね。あとフィリピンでは甘いインスタントコーヒー「スリーインワン」が主流ですよね。
コーヒーの品種は、大きく分けると標高1,000メートル以上で採れる「アラビカ種」っていうものと、インスタントコーヒーの原料になる標高が400メートルとか800メートルのちょっと低いところで採れる「ロブスタ種」です。
フィリピンではロブスタ種の方が多いのですが、それをインドネシアとかベトナムから輸入してるんです。フィリピンはインスタントコーヒーの輸入で、ロシア・中国を差し置いて世界一位なんです。
ベトナム、インドネシアから輸入した方が安いからだと思います。
会社は2017年に登記が出来たので4年になります。
会社を作ろうと思ったきっかけ・理由はふたつあり、一つはあの貧困を自分の手で解消してみたいというチャレンジ。
もう一つは開発のアプローチでそれまで住民は貧しく、ボイスレスで自分たちのニーズを行政に伝えることができないって言う風に捉えていたんです。
その彼らを参加型アプローチで意識化、組織化して、能力を育成し、行政とも連携させて地域社会を強化すれば良いと考えていました。
私はさらにそれを超えて、市場にその住民たちの職業を通じて社会にアクセスできるようにすれば、より能力育成もできアポ山農家の所得向上や地域活性化にも貢献できるのではと考えました。範囲も従来のコミュニティ内から、国際市場(日本)まで拡げ、フィードバックをもらい農民の意識の変化を促進し、開発計画に反映させることを期待しました。日本人は、味に世界一うるさい国民ですし、一時帰国した際に営業に行けるので、そこが私達の役割だと。
自分たちの職業を通じてなので、強化もされるしモチベーションも高まるし持続性もあるだろうし。
さらに自分たちのニーズを行政に伝えるだけじゃなく、市場のニーズを自分たちで理解して商品・製品に反映させるようなマーケティングのアイデアを持った農民たちに変わっていってもらいたい。
という考えがあって、その開発アプローチを自分でやってみたいなと思い、ピスタシアミンダナオコーヒーエクスポート社(現PMCE, Inc.)を設立しました。
コーヒー農園の課題と品質向上への取り組み
最初コーヒー農園をを訪れた時、売れ残ったコーヒーがかなり余ってたんですよね。専門ではありませんでしたが、マーケティングをやることがコミュニティ開発になると思いました。
今までやったことがない毛筋だったのですが、品質を高めるノウハウを農家に教え、日本への販路を広げてみたいと思いではじめました。
コーヒー農園は、ミンダナオ島にある最高峰アポ山(標高2954メートル)というフィリピンで一番高い山の途中の麓に位置し、ここだけで100~400ヘクタールぐらいあり無限ではないですがかなり広いです。
熱帯の山っていうのは涼しくて綺麗なんです。
こんな斜面で農業をやってても、土砂で雨が流れやすいので、そのうち土が流れて再び貧困になるのが目に見えていたので、コーヒーをやることが緊急な要件でした。
コーヒーを植えないと土壌も流れやすく、環境保全の意味もありますが、野菜を植えるのをストップしコーヒーに変えなければいけない!そのためにはとにかくコーヒーを高く売らなければ農民もコーヒーをやらないので、まずは品質の向上だけに集中しました。
これがダバオのそのコーヒー山地の様子です。
ひとつひとつ手作業で豆の選別、スペシャルコーヒーへの道のり
コーヒーの品質向上には「欠点豆」を取り除くことが重要なので、農家の皆さんと初めて豆の選別をすることから始めました。
コーヒー豆は、農産物なのでやはり「悪い豆」というのが何割か混ざるのです。
欠点豆と言って、虫に食われてる豆や色が違ったり未熟で白っぽいなど。
最初は茶色い机で茶色い豆を選別したから本当にもう効率が悪くて・・(笑)
それらを一つ一つ丁寧に除去すると「スペシャリティコーヒー」になります。
基本的に健康的な豆は「黄緑がかったブラウン」になります。
これが初めて選別してもらった時。2016年ですね。
2019年「フィリピン・コーヒークオリティコンペティション」で優勝
フィリピンで毎年コーヒーの品質品評会「コンペティション」が行われますが、2019年「フィリピン・コーヒークオリティコンペティション」では、マウントアポの農協から
優勝、四位、六位、あと七位、十位も出たので五人がトップテン入りしました。
これは全部80点以上という結果で、知名度も上がり以前は1キロ当たり135ペソだったが、現在価格は400ペソに上昇!
2021年の「コンペティション」はオンラインで開催され、アラビカ部門とロブスタ部門それぞれ一位から十二位までが発表され「ミンダナオ島」と「ルソン島」で大体半々、「ボホール島」から一人入選しました。
南ダバオ州ミンダナオ島コーヒー農協の「バコファ」BACOFA Coopと書いてあるのが私が付き合ってきた農協で現在「98世帯」が所属しています。
2021年コンペティションのアラビカ部門で、6名がトップ10に入賞しました。
コーヒー豆が色んなところに流通するようになってからはフィリピン人の方の生活にも変化が見られました。
家を改築する人、食生活が良くなった、持ってるカバンがきれい、財布にお金が入ってるなど、色んな変化が見られるようになりました。
現在はマニラ、ビサヤ諸島、海外にも輸出しており、日本への輸出も拡大しています。
セブで飲めるお店もあると思いますが、農協が独自で送っているのでお店の名前までは分からないですが、外国のコーヒーよりも美味しいので是非飲んで欲しいですね。
有難い事にミンダナオ島は、わりとマウントアポをローカルコーヒーがローカルチェーンでも扱われるようになってきました。
残念なのは、こちらは消費期限などをあまり気にしないので、昔はコーヒー豆を焙煎し粉にしてから一年間ぐらい売ってるようなコーヒーも結構ありました。
焙煎すると徐々に鮮度が落ちていくので、生豆のまま発送しています。
コーヒーはヨーロッパから買うより新鮮でおいしいと思います。自信をもって80点位のコーヒーは送れますよ!
フィリピン国内であれば、キロ単位での発送は可能です。
フィリピンは生活しやすいと思いますよ。温暖で一年間の変化が少ないので気候がいいですよね。
暑いんですけど、服とかもそんなに気にしなくてもいいですし。特にミンダナオは食べ物も安くて食料も豊富です。
人が暖かくてフレンドリー。やっぱり人が優しいっていうのが一番いいところではないでしょうか?
私はフィリピンが長い方なので、恐らく来たばかりの人に比べるとストレスの時期は大分前に済んでいます。
まだキリスト教徒が結構強くて、今やっと個人のレベルでも健全な近代化を迎えようとしているような時期だと思います。
多分日本でいったら、江戸から明治みたいな活気のあるいい時期で、しかも人の価値観というのがそんなにばらつきがなくてみんな全員友達。
「人は友達」みたいな意識がみんなにあって人と人との垣根が凄く低くて人同士がすぐ友達になる。っていうのがありますよね。
そういう人同士も最初からオープンで仲がいいみたいな、なんか人付き合いの原点みたいな感じがして「ああこういう風にしていいんだ」っていうような。
日本人からしてみると横柄だ。と思うかもしれません。
掛け声とか挨拶にしても全然フィリピン的にはオッケーで、やはりその辺が楽ですね。
例えば私がよく言う例えなんですが、日本人のおもてなしは小指の先までも「ピシッ」としてて、100%相手に気を使うっていうのは逆にこっちも畏まってしまうんですよね。
多分フィリピン人は、その辺が70~80%ぐらいで抜けてる部分もあるし、ある程度まで行ったらもうお構いしなくなるんですけど、逆にこっちも構われてるっていう気遣いをしなくてもいいので気が楽ですね。
あとフィリピンは、第二次世界大戦時、日本からは責められ、アメリカからは反撃され、なのにこれだけ日本人に優しい。隣国の友好っていうのは、もっと日本人が知っておいた方がいいなと思いますね。
フィリピンで水道水が飲めるのはダバオならではの魅力!
水が美味しく、場所によっては、ダバオの人たちは水道水を飲んでいます。アポ山の水が綺麗なため、ふもとにはドリンク会社の工場も多いですね。郊外に出ると自然豊かで広々としています。
高原野菜が手に入り、セブよりもいいものが手に入ると思いますよ。白菜キャベツなどはミンダナオ島からセブへ輸送されているものも多いと思います。
もちろん果物も沢山採れ、お米も美味しいです。恐らくアポ山の水が美味しいからだと思います。
ダバオには日系人会があって、ミンダナオ国際大学もあります。ダバオは「住む」という面ではかなり良い場所だと思います。最近はコンドミニアムも建っていますね。
私は途上国をいくつか廻りましたが、ラオスとミンダナオ島は人がとてもいいですね。
現在は会社とは別に、まにら新聞のダバオ支局長を兼任。たまに記事を書いてます。
他にもJICAの案件に従事し、案件形成や調査に加わったりしてます。ありがたいことにNGO時代の出会いやお付き合いで色んな仕事が入っています。
今後はカカオにも挑戦し日本へ送る道筋を作りたい!!
フィリピンの半分のカカオがダバオ市にあるので、カカオ関連の情報と量はここ「ダバオ」に集まっています。今はまだコーヒーしかやってないので、「カカオ」ともう一つぐらい何か別の産物で日本に送る道筋を作りたいと考えています。
チョコレートは28度ぐらいで溶けちゃうんですよね。溶けた後に脂分も出て、白っぽくなったりするんですが、これまでフィリピンローカルの加工技術で国内に流通させるだけのチョコレートが作れなかったし、暑いし停電もするので空港やモールなども置きたがらなかったんですが、最近は空港などでもあのエムアンドエムズなど輸入品だけではなくて、ローカルのチョコレートもやっと商品として並ぶようになってきました。
ミンダナオ島にはカカオ製品は沢山ありますし、余力があればチョコレート製品も作って売ってみたい。という気持ちはあります。
たまにタブレア買って来て、ナッツやコーンフレークと混ぜてチョコビスケット作ってみたりもしています。
カカオの含有率の高いものは「健康にいい」っていうことも分かっています。
カカオバターは、多少混ぜた方が口当たりがいいので、全部が全部カカオの実からじゃなくても良いとは思うんですが、ホワイトチョコレートの分量だけ多くてもポリフェノールなどの健康成分が少ないのでその辺をどう情報を知って解釈するかですね。
いちブランドを作ることが目的ではなく、自分たちで付加価値を付けて高く売って、消費者とやり取りする。これが途上国の開発のアプローチとして成立するまでのプロセスに関心があり実現したいと考えています。
今後の夢は現地と消費者をつなぐ(バリューチェーン開発とコミュニティ開発をリンクさせる)こと
SDGs的にもコーヒーは健康によく、野菜よりも価格が高いので貧困解消にも役立ちます。ムスリムとキリストで対立をしてきたが、それぞれがコーヒー農家はじめる人も多く、コーヒーを通じて平和構築につながりコーヒーは良いことが多いのです。
「現場ではこのような良いことが起こっています」ということをQRコードで見れるように出来るといいなと思っています。
この商品を買うと現地ではこのような良い事が起こっている。
それを消費者が見られるように、買うものを選択できるようになればいいと思います。
最近はスマホから農家でも情報発信ができるようになってきたので、物の本質がもっと簡単に伝わるようになって消費コードと地域の開発が連動するようになればいいなと思います。
太田勝久さんのプロフィール
・ピスタシアミンダナオコーヒーエクスポート社 代表取締役
・まにら新聞のダバオ支局長
・愛知県出身
・フィリピン大学ロスバニョス校で修士号および博士号(コミュニティ開発学)取得
・元NGO(国際協力団体)職員
・ダバオ市在住
・趣味:プロレスや格闘技、将棋
ミンダナオ島産ダバオコーヒーを世界へ発信する仕掛け人「太田さん」にコーヒー豆の魅力についてお話いただき、フィリピンで美味しいコーヒーに出会うのは無理だと思っていましたが、それを覆す最高級のコーヒーに出会うことができたんです!!実際に焙煎したばかりのダバオスペシャルコーヒーをセブへ送ってくださいました。驚くのは段ボールを受取った瞬間、小包の中のコーヒー豆の香りが部屋中に充満しこんなにコーヒーの香りを直に感じたのは初めてのことで感動いたしました。もうコーヒー好きには必見です!!カフェでもこんなにコーヒーの香りに包まれることがないので、やはり焙煎直後の豆は鮮度が違います。そして豆を取り出し香ばしい匂いに誘われて一粒食べてみました。これも初めての体験で香ばしく口の中にコーヒーの香りがふわっと漂い最高に美味しいのです。カフェで提供されるコーヒーは焙煎して時間がたっていたり、密封されていなかったりでせっかくの美味しいコーヒーも台無しです。こちらの標高の高いアポ山で採れたコーヒー豆は一味違います。この素晴らしいコーヒーを是非皆さんに味わってほしいと思いました。せっかくこんなに美味しいコーヒーがあるのだから、フィリピン全土に広げてフィリピン土産の一つとして観光客の方に是非知って頂きたいです!フィリピンのお土産といえば「ダバオコーヒー」となるのも夢ではないと思います。世界的に有名になるのが楽しみです。もちろん日本にも輸出可能ですが、コーヒーの木のオーナーになり、その過程を楽しみながら取れた豆も日本に直送していただけるプロジェクトもあるので、興味がある方はぜひ太田さんにお問合せしてみてください!現地農家への支援にもつながります。またセブでこちらのスペシャルコーヒーを仕入れたい方も是非!こちらのリンクをクリック
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コーヒーの木のオーナーになり現地農家の支援へ
2019年コーヒー品評会で優勝したミンダナオ島コーヒー農協「組合長マリビック・ドゥブリアさん(Marivic Dubria)」の農園で栽培されているアラビカ種コーヒー樹木を1本から所有できるほか、農園から収穫された生豆を焙煎して支援者に配送するというプロジェクト。高品質の美味しいアポ山ダバオコーヒーを飲みながら、現地の農家を支援することができます。興味のある方はぜひお問合せ下さい! 太田さんへのお問合せはこちらから