2021年1月フィリピン・セブ島最新情報のまとめ
フィリピン・セブ島>2021年1月以降の検疫レベル(ロックダウン状況)
ドゥテルテ大統領は昨夜、マニラ首都圏、国の経済の中心地、および他の9つの地域が1月1日から1月31日まで一般的なコミュニティ検疫(GCQ)の対象となると発表しました。
1月全体でGCQの対象となるその他の地域は、イサベラ、サンティアゴ市、バタンガス、イロイロ市、タクロバン、ラナオデルスル、イリガン、ダバオ市、ダバオデルノルテです。
国の残りの部分は、最も緩和された一般的なコミュニティ検疫(MGCQ)の下にあります。
従って、セブ市・マンダウエ市・ラプラプ市を含むセブ島も、引き続きMGCQとなりました。
MGCQとはニューノーマルに移行するひとつ前のレベルでもっとも緩和された検疫レベルとなります。
コロナ変異種感染国での旅行禁止及び対面授業の再開を停止
12月26日 ドゥテルテ大統領はコロナウィルス変異種感染拡大防止のため、英国からの旅行禁止を12月24日〜31日に終了する予定でしたが、さらに2週間延長することをを決定。
その後、12月29日の最新情報によると、12月30日の午前12:01より、1月15日まで下記の国からの入国を禁止。
イギリス
スイス
デンマーク
香港、中国
アイルランド
シンガポール
日本
ドイツ
オーストラリア
アイスランド
南アフリカ
イタリア
イスラエル
スペイン
オランダ
レバノン
カナダ
スウェーデン
フランス
韓国
また、変異種を報告した国からの旅行者は、テスト結果に関係なく、14日間の検疫を義務付けると述べた。
また、ロドリゴドゥテルテ大統領は、教育省(DepEd)に対し、2021年1月にコロナウイルス感染症のリスクが低いと思われる地域での対面授業の計画再開をキャンセルするよう指示しました。
セブへの国際線がまもなく再開!?
12月22日 ラプラプ市長はセブ州知事ガルシア氏と会い、マクタンセブ国際空港の国際線を再開する計画について支持を得た。
セブ州知事はそれに合意し、「私たちはビジネスにオープンであるという事を全世界に送ります」と述べました。
一方、イギリスをはじめコロナウィルスの新異種が発見されたことにより、国境再開へ向けた動きは一旦保留となるのでしょうか?
年明けにフィリピン内でも新異種の感染が確認された場合は、細かいエリアごとにロックダウンとなる可能性もありそうです。
空港を利用する際はアプリへの事前登録が必須
フィリピン国内の空港をご利用の全てのお客様は、接触確認アプリTraze Appへの登録が必須となりました。
空港へお越しの際は、アプリへの事前登録をしましょう。使い方は下記YOUTUBEをご覧ください。
国境再開への鍵 IATAトラベルパス2021年3月までにiOSストアとAndroidストアで利用可能に
国際航空運送協会(IATA)は、海外旅行者が新型コロナウイルスに感染していないことやワクチン接種済みであることを証明する電子パス「IATAトラベルパス」の開発が最終段階にあると発表。IATAトラベルパス2021年3月までにiOSストアとAndroidストアで利用可能になる予定。
検疫措置なしで海外旅行を可能にするための鍵は、
新型コロナの検査
旅行者のID(身分証明書)に一致する検査結果を安全に管理、共有、検証する世界的な情報インフラを構築し、IATAトラベルパスがその役割を担うと説明。
IATAは、英航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)と協力して試験運用を実施するとのこと。
最終的にトラベルパスが世界的に統一され、運用が可能になれば国境再開が可能という流れなので、各国がいかに早くトラベルパスを導入するかによって再開の時期も変わってくるのではと思います。
予防接種を受けていない場合は旅行は禁止されますか?
航空会社やIATAではなく、政府が旅行者の入国要件に関する規制を作成します。
航空会社と乗客はそれに従う必要があります。
政府は予防接種を義務化するか否かを決定。
9G/9Eビザ<フィリピンへの再入国を許可
9E(外交官・政府機関職員)9G(就労)ビザでの再入国が許可されました!
フィリピン政府は、17日に開かれた新興感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)会合において、12月17日以降に出国した9(g)(一般就労)査証を保有する外国人ビジネス関係者のフィリピンへの入国を許可することを発表しました。
IATF決議第89号には、12月17日以降に出国した人が対象となる他、以下の条件が明記されています。
具体的な手続き等については、フィリピン入国管理局等に確認してください。
(1)フィリピン到着日に有効な既存のビザを持っている者。
(2)事前に隔離用宿泊施設を予約している者。
(3)空港で運営されているコロナ検査施設でのCOVID-19検査を事前予約している者。
(4)入港日のインバウンド乗客人数が、空港の最大受入可能人数以下である事。
●大統領府及び新興感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)
(12月17日付けIATF決議第89号)
https://www.officialgazette.gov.ph/downloads/2020/12dec/IATF-Resolution-no.-89.pdf
フィリピン航空、格安で抗原検査を提供
マニラ首都圏パサイ市に開設した検査施設にて抗原検査は700ペソ(約1,500円)で提供すると発表
検査は予約なしのウオークイン型かドライブスルー型で受診可能。搭乗者は出発の2時間前までには検査し、結果は30分以内に判明。検査を受けるには、身分証明書とPALの搭乗券、健康状態の事前申告が完了しているかを確認するQRコードの提示が求められます。
https://www.nna.jp/newsより
(セブ-コルドバリンク高速道路)は、すでに64.5%完成
セブ-コルドバ橋としても知られるCCLEX(セブ-コルドバリンク高速道路)は、すでに64.5%が完成しています。
2021年後半に実質的に完成する予定で、各方向に2車線あり、毎日推定50,000台の車両に安全、迅速、美しい通路を提供し、既存のマルセロフェルナン橋とマンダウエマクタン橋の交通を緩和します。
CCLEXの設計速度は時速80キロメートルで、大きな船が橋の下を通過できるように、航行用のクリアランスの高さは51メートル。
橋が完成すれば交通渋滞の緩和はもちろん、オスロブ方面への観光も時短可能でより快適に移動できると思います。
https://cclex.com.phより
今年は世界中が大変な局面にさらされ、特に観光産業が盛んなセブ島は厳しい1年となりました。
多くの店が閉店、また一時休業しておりますが、そんな中でも新しくオープンするお店も徐々に増えてきました。
まだまだ国境再開には時間がかかりそうですが、来年こそは国境が開かれ観光客で賑わうセブ島に戻ることを願っています。
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